予防歯科

幸せをサポートする予防歯科

予防歯科とは予防歯科とは、むし歯や歯周病になることを予防する歯科のことです。しかし、単にむし歯や歯周病を防ぐという意味だけではありません。歯や口の機能が悪くならないようにすることは、食べたいものを不自由なく食べられるなど、幸せな人生を送るためにも大切なことです。予防歯科は、そういった幸せをサポートする歯科とも言えるのではないでしょうか?

歯や歯ぐきが痛くなってから歯医者に行くと、歯や口の健康はご自身が思っていた以上に悪化していて、健康を取り戻す(治ること)がなかなか難しい場合があります。
そうならないためには、ご自身のセルフケアと歯科医院での定期的な検診や口腔清掃(プロフェッショナルケア)の両輪を動かし続けることが大切です。

どんなことをするの?

むし歯や歯周病などの検査、レントゲン写真撮影など

☆むし歯や歯周病を痛みが出る前に発見することが出来ます。
☆継続的に受診頂けた場合、以前の口腔内の状態と比較できるので、悪化の有無を確実に確認することが出来ます。

効果的な歯ブラシの使い方をレクチャー

☆むし歯や歯周病で困らないために、普段から歯ブラシが出来ることは大事です。
☆普段から適切に歯ブラシがしっかりできるように丁寧に指導致します。
☆歯と歯の間を磨く歯間ブラシのサイズや使い方も私たちと一緒に確認致します。

機器を使用して、キレイにしていきます

☆普段の歯ブラシで磨ききれなかった歯垢を除去します。
☆歯石は歯ブラシでは取れないので、器具を使って除去致します。
☆歯と歯ぐきの溝に溜まっている歯垢などを洗浄します。
☆歯石や歯垢がつきにくいように、また、着色を取るために、特別な歯磨剤を用いて歯を研磨します。

メリット

  • 自分の歯が残る

    例えば、むし歯の治療は、むし歯を取って詰めたり、かぶせたりしますが、決して歯が元通りになるわけではありません。
    定期的な歯科受診は、むし歯や歯周病になっても、ひどくなる前に治療することができるので、歯や歯ぐきのダメージが最小限となり、長い目で見た時に自分の歯が残ることに繋がります。

  • 歯周病になっても歯が残る

    歯周病にかかってしまったとしても、歯周病の治療を受けたうえで、さらに定期的な検診や口腔清掃(メンテナンス)などを受けることで、歯周病の治療を全く受けなかった方に比べて、10年間で失う歯の約1/3程度に抑えられたという報告があります(Beckerら:1979~1984)。
    この結果は、歯周病の患者さんが自分の歯を残すためには、歯周病の治療とメンテナンスをセットで受けることが大切であることを意味しています。

  • 医療費がおさえられる

    定期的な歯科受診で、虫歯や歯周病にかかってしまったとしても、早い段階であれば、治療回数も少なくなり、歯科医療費を抑えることが出来ます。
    また、歯が20本以上ある方は、歯が0~4本の方に比べて、年間の医科医療費が約19万円安かったという報告もあります。(平成25年度香川県歯の健康と医療費に関する実態調査)
    歯の数と医療費の関係については、明らかに関係しているとまでは言えないのですが、歯があるに超したことがないとは言えるのではないでしょうか。

  • 幸せな生活を送ることが出来る

    食べたり、話したりするという口の機能は、歯の本数だけで決まる訳ではないのですが、歯を失ったことで、口の機能低下に繋がる場合はあります。幸せな生活を送るためにも、歯を予防し、残して行くことは大切です。